| 1.コンクリートの腐食はなぜ生じるのか。 | |
| 下水の汚水に含まれている硫黄分が細菌(硫酸塩還元細菌)によって硫化水素に変えられます。この硫化水素は壁面に棲息している細菌(硫黄酸化細菌)によって硫酸に変化します。さらにコンクリートの主成分である水酸化カルシウムはこの硫酸の作用により硫酸カルシウム(二水石膏)に変化します。これが腐食といわれているものです。 |
| 2.一般的に硫黄細菌による腐食は起こっているのですか。 | |
| 下水道施設において硫化水素ガスが発生する可能性の高い場所では、腐食する危険性があります。 “建設省土木研究所 下水道部 下水道研究室(現 独立行政法人土木研究所)”では全国51ヶ所を対象に処理場及びその処理区内の管渠施設を対象にアンケート調査を行っています。 この結果によれば、多くの施設で腐食が生じていることが報告されています。 |
| 6.「ビックリート」に使っている「ビック剤」の材質等は。 | |
| 「ビック剤」は、ニッケルとタングステンに数種の特殊物質を混入したものです。材料はいずれも鉱物質で安定物質です。 また、使いやすいように粉体の袋詰めとなっており、通常のコンクリート混和剤と同様に使われています。 |
| 8.「ビックリート」の耐酸性は。 | |
| 「ビックリート」は硫酸細菌に対する防菌効果があるものなので、通常のコンクリートと同様に耐酸性は有りません。そのため、酸性の水を流す場合や酸性雰囲気では効果はありません。 |
| 9.「ビックリート」の防菌効果は継続するのか。 | |
| 「ビックリート」は構造体(たとえばヒューム管)の壁厚全てに含まれていますので、例えば表面にキズ等が生じても新たな面の防菌剤が効果を発揮し、防菌効果が減少することはありません。 |
| 10.「ビック剤」はコンクリートへの悪影響はないのか。 | |
| 「ビック剤」は鉱物質ですので、これらの混入による圧縮強さ、引張り強さ、弾性係数等の性状は、通常使用されているコンクリートと変わらず、また、水に難溶性物質ですので通水による水質の悪化はありません。 |
| 11.「ビックリート」製品の規格、強度等は。 | |
| ビックリート製品は既存の規格に基づいて製造いたしますので、外観・形状・寸法及び強さは従来品と変わりません。 |
| 12.「ビックリート」の製造方法は。 | |
| 「ビックリート」の製造は、通常のコンクリートの製法と変わらず、「ビック剤」をバッチャープラントのコンクリート混練時に混和剤として混入します。 但し、「ビック剤」の混入に関しては厳しい品質管理を要求し、バッチャープラントの混入記録を義務づけています。 |
| 14.「ビックリート」の効果を証す試験は。 | |
| 「ビックリート」と通常コンクリートを用い、腐食の生じている処理場にて暴露試験を行っております。さらに、経年したビックリート管路よりコアサンプルを採取し、劣化のないことを確認しております。 又、硫黄酸化細菌の生育状況及びビック剤の防菌メカニズム等につきまして、某大学研究室で実験により証明されております。 |
| 16.マンホールのインバート又は目地詰め用のモルタルにビック剤を使用する場合は。 | |
| マンホールのインバートや目地用のモルタルには、モルタルの混練時に混和剤としてビック剤を使用してください。 使用量はセメント25kgに対しビック剤を250g使用してください。 |
| 17.ビック剤の取扱い保管方法は。 | |
| 通常のセメントと同様な取扱い方法です。 保管も袋詰めセメントと同様に湿気のない場所で、開封後は速やかにご使用ください。 |
| 18.「ビックリート」製品の納入実績は。 | |
| 販売実績は次の通りです。 平成21年9月現在全国で7,864件の納入実績があります。尚、詳細につきましては、別途実績表をご覧ください。 |